25歳でなくとも、とてもためになる50のやりたいこと。

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三連休、蔦屋書店をグルッと回ってみつけたこちらの本。
41歳の私ですが、「なるほど!」と頷くことが詰まっています。

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原理原則3カ条

この本の「まえがき」に記されている3つのポイント、原理原則3カ条。
知っておくとよいことが書かれていました。

「世の中の多くの人は、いつも誰かを探しています」
「人はいつも、自分を助けてくれるものを探しています」
「収入とは、人に与えた感動の質量に比例するものです」

一つ目のポイント。
確かに、社長さんなど経営者と呼ばれる方々は常に良き人材を探しています。
そして、優秀な人ほど日々の出会いなどの場面をチャンスに引き抜かれているという事実。

アルバイトの現場、スポーツジム、居酒屋など、仕事とは関係ない普通の日常の現場。
そんな現場にも、様々な出会いがありチャンスが転がっているということです。

これは、経営者である私自身にとっても、強く言い聞かせるべきことだと思いました。
ビジネスの現場でもプライベートの現場でも、自分自身に関心をもたれる様な存在であるように意識すること。

出会いを大切に、関心を持たれるチャンスをみすみす逃すことのないようにしたいものです。

二つ目のポイント。
人は、なににお金と時間を使うかという答えがここにあります。
買い物をするのも、スポーツジムでトレーニングするのも、友達とおしゃべりするもの、神社やお寺に参るのも・・・。

モノでも人でもなんでも、人は助けてくれるものに時間とお金を使うんやなぁ、と実感します。何かの、誰かの”助け”になるということ、ビジネスをする上で意識しなければいけないポイントですよね。

三つ目のポイント。
一流のサッカー選手などが、世界中の観客を感動させていること。
感動の質も量も半端ないから、あれだけの高額な収入を獲得できるわけです。
当然といえば、当然です。

自分自身の収入、基本的には誰もが多くありたいと望むものだと思います。
自分自身がどれだけの人達に感動を与えることができているか?
これを自問自答すれば、質量ともに更なる感動を与えるよう精進するしかありません(笑)。

50のやりたいこと

本書の中身は、著者の松浦弥太郎さんが25才ならばやりたいこと50の事柄が並べられています。実際に当時から実践されていた様なことも書かれており、著者の真面目な真摯な人間性を感じました。

50の事柄のうち、気になった事柄を3つほど紹介してみます。

”好き”を、深堀りする

好きなことは、やるべきですよね!
人生一度きりですから。

学生時代、とりあえず良い大学、つぶしのきく学部に入って、良い企業に就職し、将来安泰の生活を送りたいと思っていました。
結局通ってきた道は、そんな道ではありませんでしたが(苦笑)。

でも、確かに今の時代は、そういう時代ではないかも知れませんね。
「なんでもできる」より「あることに素晴らしく秀でている」方が魅力的に映ります。

仕事でもプライベートでも、”好き”を原動力に動くのはいいことだと思います。
そういう意味でも、独立して良かったなと感じています。

つねに見直す優先順位

ブログを書くようになって、まだまだ感じる時間管理の難しさ。
仕事もプライベートも時間がすごく大切で、足りないなぁと感じる今日この頃。
物事の優先順位の付け方、臨機応変にしないといけません。

まだまだ優先順位の付け方もヘタクソですし、改善の余地が多々あります。
「時間管理」自体の優先順位を上げる必要がある気もします。

バタバタといつまでも仕事をしなくていいように、ブログもしっかり決まった時間にアップできるように、つねに優先順位を見直していきます。

低迷業界を狙う

今、景気のいい会社には「うま味」がないから、低迷している業界を狙うほうが良いという視点。

著者が、若かりし頃に古本屋を始めた時に気づいた「ねじれ」の感覚。
本来はもっと価値があり適正価格での需要があるにもかかわらず、異常に安く流通していた本があったということ。

そういう「ねじれ」や「歪み」、自分のやっている仕事の現場でもありますよね。
そこに気づいて、逆転の発想で新たな価値を創造する。
やみくもに仕事をするだけじゃなく、そういう視点を持ちながら仕事をすること、
心がけたいものです。

想像力を養う

この本の題名、”もし”という言葉で始まります。
想像する力ってすごく大事やし、人間やっぱり考えないといけません。
こうやって本を読むことで、いろいろ考えるのはつくづくいいことやと思います。

こういう”もし”や”なぜ”という考え方の先には、
物事の本質であったり、人生の在り方であったり、深掘りしたならではのモノが見えてくるのだと思います。

著者は、成功するためのとっておきがあるわけではなく、
基本に忠実に本質を掴むことができれば、おのずと道は開けると語ってくれています。

真摯で丁寧な語り口に、背中を押された気がします。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

【編集後記】
人って他人を見てるもんですよねぇ。
今までの自分自身の行動が、良くも悪くも全てに影響を及ぼしてるなぁ、と実感。
どうせなら、らしく生きたいもんです!

【昨日の一日一新】
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