暑い季節は、泡、白の出番が増えてきますね!!
週末にさっぱりと白、シャブリの一級畑フルショームを開けてみました。
シャブリ、普段ワインをそこまで飲まない人も、名前は聞いたことがあるという方は多いのではないかと思います。”シャブリと牡蠣”のマリアージュで記憶している方が多いでしょうか。
私がワインを飲み始めた頃に、すでにどこかでシャブリを知ってたイメージですので、古くから親しまれた銘柄だったのでしょうね。味わいは「酸っぱい!!」の一言だった記憶が鮮烈にあります。
シャブリとは、フランス、ブルゴーニュ地方の最も北に位置する地区の名称です。
冷涼な地域で、シャルドネから造られるワインは爽やかでミネラル感が豊富です。
石灰岩・泥灰岩土壌には小さな牡蠣の化石を含んでおり、これが牡蠣との相性の良さの源ですね。
昔のイメージの通り、酸味が特徴的なワインだと思いますが、つい最近までブドウ品種がシャルドネとは知らなかったという(お恥ずかしい限りです・・・)。
シャルドネというと、結構しっかりしたボディに華やかな香り、ニューワールドに至ってはフルーツ爆弾の様なワインもたくさん造られてますからねぇ。
勝手にシャルドネのイメージを固めてしまい、シャブリと繋がってなかったわけですが、シャルドネほど、産地や作り手によって様々に表情を変えるブドウ品種も珍しいのだとか。
今回のシャブリは、フルショームというプルミエクリュ(一級畑)のチョイとええやつですね。色も涼しげなきれいな薄黄色、香りはそこまで立ち上ってはきませんが、口にすっと含んだ酸は非常にキレイで上品な感じです。
そして、味わいとしては、やはり口の中でミネラル感が感じられます。果実味的な風味は抑えられており、飲み干した後はスーッと味わいが引いていくピュアな感じです。
フルショームは過去にルイ・ジャドのものを飲んだのが初めてだったかな。
それ以来のフルショーム、今回の作り手さんは、シャントメルル・フランシス・ブダン。
ググったところ、化学肥料を使わずに有機栽培で行っているドメーヌでシャブリの名門とのこと。
家飲みでは、なかなか牡蠣と合わせる機会は少ないですよねぇ。。。
今回は、イカリングフライやチーズとベーコンのパンなんかとも合わせてみましたが、美味しくマリアージュしてました。
お口の中をサッパリしてくれるので、結構コッテリしっかり系のお味のものでも相性が良い気がしますね。
暑い夏におススメです!!