「凡人」やと痛感させられる一冊、電子書籍でどうぞ!

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ブロガーとしてかなり有名なイケダハヤトさんの、電子書籍。
キンドルアンリミテッドになっていたので、読んでみました。

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論理的って、確かにワクワクしないかも

この本は、サクッと読めます。
ボリューム的にもかなり軽めです。
でも、内容はグサッときます。

なんか、税理士というオカタイ仕事をしているからか、
元々の資質かわかりませんが、論理的思考って大切だと思っていました。
ただ、この本でのっけから論理的であることの限界が語られます。

確かに、論理的である説明って、
誰もが納得するような内容だったりするので、
驚くようなことじゃないですよね。
納得はするけど、ワクワクするようなことはない。

そもそも、なんでもかんでも物事を論理的に説明できるのか?
「物事を体系的に」とか「全体像を把握して」とか、
本当に論理的思考の中では語られやすい言葉ですけど、
体系とか全体像とか、そう簡単に把握できてないよなぁ、と。

あいまいな中で、都合のよい論理がいたるところで展開されているのが
世の中なのかと思うと、論理ってすごくテキトーなもんやと思えてきました。

ワクワクもしない、誰もが納得できる「論理」(それもあいまいなもの)
の中に、どれほどの価値と成功が期待できるでしょうか?
イメージしてる以上のものは、ないのかもしれません。

「自分」というものを、勝手に作り上げてしまっている

私も40歳を超えて、ええおっさんになってます(笑)。
ですので、それなりに自分の”軸”というか”考え方”みたいなもんがあります。
自然と「自分はこうあるべき!!」みたいなやつが。。。

でも、確かにそういうこだわりとかって、
良い部分でもあると思うんですけど、
自分で勝手に狭い枠に自分を押し込んでるかな、とも感じます。

あなたは、「こういう人間であるべきですよ。」って、
生まれた時から決まってるわけじゃないですもんね。

もちろん、人生を生きてきた中で培ってきた成功、失敗などの経験が影響して、
一個人として形成されてるのは確かですけど。

自分自身というものを捉えてるのは、完全に自分の主観ですよね。
他人がそう思っているかどうかなんてわからないし、ましてや他人なんて
ごまんといるわけやから、そんなこと気にすること自体無意味ですしね。

なんか、そう思うと”自分らしさ”なんてどうでも良くって、
興味があること、やりたいことに真っすぐに人生を燃焼させる・・・。
ただそれだけでいいような気がしてきます。

変化することに慣れていく

独立して雇われの身でなくなってから、少しずつ変化があるような気がします。
いわゆる”環境を変えた”わけですが、
この本の最後にも「変化する力」について述べられています。

「凡人」は変化を嫌うというのは、確かにあたってますね。
そのあたりはまさしく自分も「凡人」やなぁ、と実感します(笑)。

でも、独立することにより、変化せざるを得ないように環境を変えたおかげで、
確かにそれまでとは違う気づきや、目線で考えることが増えてきました。

どちらかというと「安定」することが幸せなことのような気持がありましたが、
なんかちょっと違うような気がしてきました。
もちろん「不安定」になりたいわけじゃないんですけど、
この世の中には面白いこともたくさんあるし、思いがけない出会いもある。
やりたいことをやらないのは、もったいない人生やと思う自分がいます。

誰もが自分の人生の貴重な時間を生きています。

「凡人」か「非凡」かは置いておいて、
その貴重な時間を有意義に使っていきましょう。
知らぬ間にどんどん変化していっている自分、
そんな自分にワクワクしていたいものです!!

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

【編集後記】
こうやって刺激を受けれる、それも電子書籍で短時間で!
ほんま便利やし、こういう本との出会いもまた一期一会。
やっぱり読書っていいもんやと思います。

【昨日の一日一新】
・バスタルド デラ モンテグラッパ
・スティルトン
・モンドール

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