お気に入りのフレンチ・ワインバー、LIEN(リアン)。
2周年特別メニュー”Anniversaire”、堪能してきました!!
ワインバーから本格フレンチへ
2年前オープン当初は、キッシュとワインバーのお店だったLIEN。
当時から、オーナー・ソムリエ堀さんのワインのセレクト、自家製キッシュ、ホスピタリティ抜群のお店でした。
1年ほど前から狩野シェフの参戦、フランス一つ星レストラン修行帰りの技を存分に、料理とワインの最高峰のマリアージュが堪能できるお店に進化しています!!
Anniversaire
2周年特別メニュー、Anniversaire、計算しつくされたお料理とワインのマリアージュ、その一端をご紹介!!
アミューズの3種。
一番左の海老とパプリカのムース、濃厚な海老のうま味が口の中に広がります!!
エグリ・ウーリエ ブラン・ド・ノワール グランクリュ
スタートは、エグリ・ウーリエ!!
はじめてのブラン・ド・ノワール、香り、味わい共に芳醇の極み。
アミューズの海老とパプリカのムースと濃厚なマリアージュ!!
ゴールドラッシュのソースと穴子がマッチ。
蒲焼とは違う甘みをまとい、オーストラリアの黒トリュフの香りが食欲を刺激します。
モリック ブラウフレンキッシュ ブルゲンランド 2013
香りはシャープ、口に含むとシルキーな優しい味わい。
酸が強調されることなく、お料理の甘みとうまく絡みあっていました。
今回一番驚いたのが、平鯵と胡瓜のこのお皿。
手前の抹茶塩みたいなものが、実は胡瓜をシャーベット状にしたもの。
青臭い胡瓜を想像するも、とても爽やか。ひんやり感が心地いい。
奥の白い粉、ごま油を粉末状にしたものを絡めていただきます。
ドメーヌ・ラポルト サンセール ル・ロショワ・ブラン 2014
サンセールのソーヴィニヨン・ブラン。
この香りをかいだ段階で、飲む前からきれいなマリアージュを想像!!
見事な組み合わせ、流石です!!
丹波鶏とフォアグラ、甘栗南京のソース、無花果のジャムと合わせれば、
デザートかと思わせる上品なキャラメリゼの風味。
絶妙な塩加減で引き締めながらも、甘美なうま味の渦が広がります!!
ジャン・ルイ・シャーブ・セレクション エルミタージュ・ブランシュ 2010
マルサンヌ種100%、蜜のようなアロマが広がります。
お料理の甘さと更に複雑に絡み合う様は絶品です!!
メインは丁寧に骨から外された子羊。柔らかく、臭みもなく、火入りも完璧!!
パイナップルのエストラゴン、黒にんにくのソースなど四種を絡めて。
付け合わせのジロール茸もいい感じ。
ドメーヌ・ジョルジュ・ヴェルネ コート・ロティ ブロン・ド・セニュール 2011
シラー95%、ヴィオニエ5%。
シラーのスモーキーな香り、タンニンもきめ細かく、余韻も長い。
子羊と真正面で絡み合います。
西瓜とジンのシャーベット
ジンの香りがお口をスッキリさせてくれました。
桃にヴェルヴェーヌのアイス、黒胡椒。
生姜と見まがうヴェルヴェーヌのアイスの味わい。
黒胡椒のスパイシーさも絡んで、桃のジンジャーエールの様。
ドメーヌ・ユエ ヴーヴレ モワルー ル・オー・リュー 2005
ヴーヴレの第一人者、ユエのシュナン・ブラン100%のデザートワイン。
綺麗な黄金色!!凝縮された甘みは柔らかでしなやか。
ゆったりできる空間、癒しのカウンター
6席のカウンター、ゆったりと寛げる癒しの空間です。
美味しい料理に、美味しいワイン、オーナー・ソムリエの堀さんの落ち着いたトーク、そこには大人の空間がゆったりと流れています。
このLIENのカウンターに集う、美味しい料理、ワインが大好きな人達。
お隣の人たちとお料理、ワインを通して、気さくに交流できる雰囲気も、このLIENのカウンターでの楽しみでもあります。皆さん、このお店が好きなんですよね!!
3年目に突入、まだまだ成長し、進化していくのが予見できます。
大阪福島でフレンチ、ワインを楽しむなら、マストな一軒です!!
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【編集後記】
出てきたお皿、すぐに食べたいのを我慢して忘れずに写真(笑)。
料理に、ワインに色々な話を聞きながら、その時はしっかり覚えたつもりでも、後で記事にする時には記憶がスッポリ抜け落ちて・・・、取ってる怪しいメモもさらなる混乱を(苦笑)。
このお店の良さの半分も表現できていない記事ですが、本当になかなか出会わない名店です。おススメの一言に尽きます!!
【昨日の一日一新】
・ブラン・ド・ノワール
・ブラウフレンキッシュ
・ボランジェ ラ・グラン・ダネ