マチェで飲んだワイン、美味しかったので調べてみました。
伝統的な造りを受け継ぐ、ネッビオーロの味わいです。
ネッビオーロ・ダルバ
ネッビオーロ・ダルバ、イタリア語での綴りは、
写真にも出ているとおり「Nebbiolo d’Alba」です。
ダルバと読みますが、”アルバ産の”という意味。
アルバ産のネッビオーロで造られたワインということです。
イタリアはピエモンテ州、クーネオ県の町アルバです。
アルバの町の名前がつくワインって、結構よく耳にするかと思います。
・Barbera d’Alba(バルベーラ・ダルバ)
・Dolchetto d’Alba(ドルチェット・ダルバ)
・Nebbiolo d’Alba(ネッビオーロ・ダルバ)
ダルバの前は、それぞれブドウの種類です。
今回のネッビオーロ・ダルバは、
バローロ地区、バルバレスコ地区以外の周辺で
ネッビオーロで造られたワインです。
バローロ、バルバレスコ程重厚ではありませんが、
果実味があり、飲みやすく、親しみのあるのが特徴です。
フラテッリ・セリオ・エ・バッティスタ・ボルゴーニョ
カンティーナの名称、長いですね(笑)。
1897年にフランチェスコ・ボルゴーニョ氏により設立されたカンティーナ。
銘醸畑である”カンヌビ”を中心とした4haの畑を所有しています。
フランチェスコ・ボルゴーニョ氏は、バローロ村の村長を30年も務めた方。
後に甥のロドヴィゴ氏、そしてその息子のセリオ氏とバッティスタ氏に引き継がれます。
カンティーナの発展に大きく貢献したことにより、この二人の名前が刻まれています。
現在はその子供である、アンナ女史を中心に、夫のマルコ氏、妹のパオラ女史、
そしてアンナ女史の娘であるエマニュエラ女史、フェデリカ女史が、
カンティーナの運営を続けています。
代々受け継がれている伝統を守っており、
Tiniと呼ばれる50hlの木樽での発酵、オーク材の大樽での熟成と
伝統的な醸造方法を貫いています。
流行りのバリック(小樽)は使わず、クラシカルで高品質なワインを
造り続けています。
エレガントで落ち着いた味わい
色合いは、まずまずしっかり目。
写真は光が少なくてよくわかりませんが、きれいなルビー色です。
香りは、結構複雑な感じ。
一つの香りがストレートにくる感じではなく、
様々な香りがほのかに広がっていきます。
口に含むと、きれいな果実味としっかりした酸が重なっており、
思った以上にエレガントな印象。
もっと果実味が前面にでてくるかと思いきや、
上品な佇まいがいい感じ。
伝統的な大樽で熟成させていることもあり、
変に樽香にまみれておらず、ナチュラルで芯の通った感じを受けます。
重厚ではないものの、薄っぺらくもなく飲みごたえあり。
粘性もそこそこあり、骨格がしっかりしている印象(写真の撮り方は要勉強です・苦笑)。
鴨肉との相性も抜群で、肉の旨みをサポートする出しゃばらない上品さ。
カンティーナが女性を中心に運営されていることもあるのか、
エレガントさが心地よいネッビオーロ・ダルバ。
とても美味しかったので、こちらのカンティーナの手がけるバローロも気になるところ。
カンヌビの畑のバローロ、そのうち試してみたいですね!!
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【編集後記】
今週もスタートしましたが、寒さが本格的になってきましたね。
コートにマフラーにカイロ、いつもの冬がやってきました(笑)。
今年も残すところ、あと3週間。
頑張ってまいりましょう!!
【週末の一日一新】
・とある立ち飲み屋さん
・飛騨牛カレー
・うま辛王カレー
・ジャガビー ハーブソルト味
・ブログ管理表作成