週末の大寒波襲来の土曜の昼下がり、
大阪福島の人気ラーメン店、三く(さんく)さんへ突撃してきました!
週末は大行列必至、天候不良の日が狙い目(苦笑)
大阪福島屈指の人気ラーメン店、三くさん。
最寄駅はJR東西線の新福島駅、阪神電車の福島駅。
国道2号線から少し南に入ったところ、フレンチのpoint(ポワン)さん、
カレー屋般若(パンニャ)さんのある筋にあります。
平日はよくわかりませんが、週末などは20~30人程度の大行列はざらに見かけます。
寒くなってくるとラーメンで手軽に温まりたいもんですが、
あの大行列、最後尾につくのはかなりの勇気が必要です。
この日は折しも大寒波襲来、大阪も小雪が舞うような寒さ。
おまけに風が強かったので、体感温度はかなり低い日でした。
さすがに、いつもよりは行列が少ないだろうと予測し、
外出したくない気持ちを押し殺して、いざ出陣!!
いつもは遠目にも分かる人の多さを感じず、してやったり。
それでも3組程は待っていらっしゃいました。
私達が並んだ後にも行列は伸びていってたので、
タイミングも良かった感じでした。
最初はあっさり、徐々に広がっていくスープの味わい
お店の中でも少々待ちましたが、
いざカウンターに案内されて、温まる準備万端です。
注文したのは、定番の「かけラーメン」の肉増しの
「肉かけラーメン」と「黒壺ラーメン」。
こちらが「肉かけラーメン」
普段はあまりチャーシュー麺的なものは頼まないんですが、
寒さのせいか、がっつりいって元気をもらいたい気分になってました(笑)
スープをすするとあっさりしたお味。
煮干し系の独特の臭みを多少感じます。
スープ自体は濁りもあり、濃厚な雰囲気もありますが、
パンチがあるという程濃厚ではありません。
麺は細目の少しちぢれた中華麺のような感じ。
あっさりしたスープには合っていますが、特別主張は感じない麺かなと。
チャーシューは豚バラのトロトロなのが、5枚ほど入っていたでしょうか。
柔らかくてとろけます。
普通に上に乗っけられているので、少しスープにつけて
温めてから食べるのが良いかと思います。
食べ進めるにつれて、味わいをどんどん感じるようになってきました。
奥底にあるうま味に気が付き始めたというか、一口目より格段に
美味しく感じてきます!
つけあわせの具材の白ネギやほうれん草も、脇役ながら
しっかりとした存在感で美味しさに貢献しています。
こちらは「黒壺ラーメン」。
黒醤油仕立ての見た目は濃い感じですが、ヴィジュアルほど味は濃くはありません。
スープは醤油のうま味と甘味を感じる優しいお味。
かけラーメンよりは最初の一口目からうま味を感じやすいスープでしょうか。
こちらは平打ちのちぢれ麺、スープによくからむのと
コシがあり美味しいです。
濃い色の醤油ラーメンは、最後食べ疲れてしまうことが多いですが、
この「黒壺ラーメン」は大量に入っているネギがいい仕事をしています。
ネギ臭さは一切なく、うまくスープのうま味も吸収しつつ、サッパリさせてくれます。
味、接客ともに優しさがこのお店の特徴
三くさんでは、「くすり」という呼び名で七味を頼むことができます。
これがあの「やまつ辻田」の七味でした。
我が家でも愛用している「やまつ辻田」、なんだか嬉しくなっちゃいました。
こんな感じで袋に入れられ、「くすり」がやってきます。
半分程食べたところで投入すると、良い香りが広がります。
本当に、このやまつ辻田の七味は優れものです!
三くさんの「三く」という名前は「THANK」が由来とのこと。
お見せには「感謝」の文字がいたるところに溢れていました。
お店の営業時間も「さんく」にこだわり下記のとおり。
食べ終われば、ホールスタッフ(ラーメン店では珍しいですよね)の方が、
丁寧に外までお見送り。
ラーメンの優しい味わいも、お店の雰囲気も、丁寧な接客も
店名の由来のとおり、”感謝”の気持ちからきているのが良く分かります。
味だけではなくこの”感謝”の気持ちが、
お店の大行列を作っている気がします。
食べ終えたあと、じんわりとした納得感に包まれる行列店です!!
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【編集後記】
それにしてもこの週末の寒さは厳しかったですねぇ。。。
肌に突き刺すような寒さ、本格的な真冬の寒さでした。
厄払いの予定でしたが、ひとまず延期。
風邪を引いては元も子もないですからね(笑)。
【週末の一日一新】
・鴻福門 麻婆飯セット
・一番搾り 横浜づくり、取手づくり
・おいしい缶詰 牛タンのデミグラスソース煮
・農薬を使わずに育てた紅茶、ミルクで美味しい紅茶